某自動車メーカーディーラー様のCS向上プロジェクトの一環として、VMD社員研修の企画→開催を実施させて頂きました。
遠方からの指導だった為、リアルとオンラインを組み合わせた「ハイブリッド式」で効率的なカリキュラムを組みました。
10店舗ある拠点を訪問、指導するスケジュール作成から最終の集合研修までの概要とフローです。

業種、人数、期間、内容などのご要望、ご予算等に沿ってコンテンツをご提案し、オンラインで
打ち合わせを重ねてカリキュラムをご提示しました。
◆参加人数 : 25名 ◆期間 : 7ヶ月間

10店ある拠点を2グループに分け、店舗訪問→店舗診断書提出→最終集合研修
までのスケジュールを組みました。企業の繁閑時期を考慮しながら、各グループ
の臨店と診断書提出時期などを決めました。また、指導後から店舗改善までの
期間も設定し、間にオンラインセミナーを入れるなど、時期が間延びして社員の
モチベーションが下降しない様、配慮をしました。
スケジュール確定後、グループ分けした拠点を2回に分けて臨店し、現場確認と
ヒアリングを行い、数日後店舗診断書を提出しました。店舗の床面積や、売り場
担当者の店舗運営のスキルなど、支店ごとに店作りの悩みは様々なので、各店に
応じた施策を資料に明記して、全員で問題点を共有して頂きました。

診断書提出後、参加者全員に対し、オンラインセミナーを実施。診断書の内容と改善方法をさらに詳しく説明。業界共通の問題点や
自社のマイナス要因を認識してもらい、VMD理論の基本を習得、抽出された弱点を強化するための改善施策を指導しました。

数か月後、企業様より改善後の画像付で報告書を送付頂き、ビフォーアフター資料を作成。
集合研修にて、成果報告、検証、未改善項目の指摘、総括的評価をしました。また、
オンラインで出来なかった、販促物作成のワークや実店舗でのOJTも行いました。

数ヶ月後に、研修の成果が店舗運営に反映されているか、顧客の店内での動向など、スタッフへのアンケートにて検証しました。
自身で感じている今後の課題など、ステップアップに繋がる意識調査も併せて行いました。
・スタッフが自発的に店内演出を行なっているか
・スキルが上達したと自覚があるか
・パンフレットの持参率は上がったか
・顧客の店内回遊率は上がったか
・既存客が、商品やサービスについてより興味を持ち始めたか など
土産店・飲食店を沖縄県広域に展開する企業の社員研修。
事前店舗診断で抽出した「課題に沿った」コンテンツを提案しました。
集合研修ではセミナーを実施。店舗診断とフォローアップはリモートで行いました。
◆参加人数 : 20名 ◆期間 : 4ヶ月(店舗診断+集合研修+個別フォロー)
研修開始前に、全9店舗の店舗画像を確認し、ネガティブ要因などを詳細に診断。
課題点と強みを整理し、業種や課題に合わせたオーダーメイド研修プランを作成しました。


セミナーでは、診断内容をスライドで説明し、業界特有の発生しがちな要因を共有。
各店舗の課題に合わせた改善ポイントを提示し、ワーク形式で“自店に落とし込む” 時間をしっかり確保。
動線設計 店舗外観 販促物活用 商品の見せ方
など、すぐに現場で実践できる内容を中心に進行しました。



セミナー後は約3ヶ月間、各店舗が自店の改善取り掛かる前に、顧客行動の観察方法や改善後の売り場のチェック方法を指南。売上や顧客の購買行動の変化をレポートにて提出。
当社が全店舗分を確認し、追加アドバイスや改善の優先順位を個別にフォローアップしました。
また、参加者同士が成果を共有し、他店の取り組みから学ぶことで、“継続的に改善できるチームづくり” につながりました。


最後に、各店舗ごとの今後の課題や、継続的な改善の方向性をレポートとして提出。
企業全体としての優先テーマを整理し、次年度の取り組みにつながる提案を行いました。
▶ 本研修のポイント
参加者の方からは
「具体例が多くて分かりやすかった。明日からすぐ試せる」
「自店に合わせた指導が実行しやすかった」
など、前向きな声を多くいただきました。